OCN 不正アクセス騒ぎのその後

OCN 不正アクセス騒ぎのその後

とりあえず今週に入ってどうやらほぼ通常の運用に戻ったような気配が見られるOCNサービス。

OCNを提供しているのはNTTコミュニケーションズなわけですが、そちらのトップページでは今回の不正アクセス騒ぎについてはほぼ無かったことのような表現になっています。

 

 

不正アクセス騒ぎを収束させるために、穴だらけのシステムを改修するまでの間、OCNのIDを利用した各種サービスを1週間ほど停止させていました。

好意的に読んでも2013/08/07現在、トップページにはそのお詫びしか書かれてないですね。

 

これだけの大規模なトラブルを引き起こしたのであればNTTコミュニケーションズのポータルサイトに社長名義でごめんなさいをする文章の掲示があってもおかしくないんだけれども。

 

1)何が原因で今回のトラブルが発生したのか。
2)今回行った改修対応についての詳しい説明。
3)今後このようなトラブルを引き起こさないための対策方法などを説明。
4)OCNのIDやパスワードなどを盗まれてしまった方への誠意ある対応について。
5)今後OCNが安全に利用できるサービスである旨の詳しい説明。

…などなど、当たり前のことの対応が出来ていないところがダメだなと。
その後の経過についての報告も一切ないし。

さらっと何事も無かったかのような対応になりつつあるのが怖い。

調査中だとしても「現在ご報告をまとめています」とか、やりようはいくらでもある。

 

というわけでNTTグループのダメな部分が見え隠れしてしまう結果になりましたね。

今ごろ社長や責任者レベルの人がその責任のなすりつけ合いをしている気がするな。

 

個人用途でOCNをメインプロバイダーとして使うのはユーザーサポートを必要とする人ほどやめておいた方が良い気がします。(業務用途でももちろん薦められたものではないですが、企業間のお付き合いってのは複雑だと思うのでいたしかたない場合もありますよね)

 

月980円のお付き合いとしてならあるとは思いますよ。
いつでもペナルティなく別れられるし死活問題ではない回線なので。

MVNOとしてドコモの回線を他社よりも優位に利用できる、NTTグループ会社としての価値はあるってだけだけれども。

 

OCN 不正アクセス騒ぎのその後」への1件のコメント

  1. そして 2013/08/08 に、NTTコミュニケーションズのトップページからサービスが一時的に使えなかったことについてだけしか記載のなかったお詫び文すら消滅しました。
    なんだこの隠ぺい体質。 上場企業としてちょっとおかしい。
    顧客に対しての謝罪と報告はすべて完了したと思っているのか?

コメントを残す